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ご質問一覧

弊社のX線探査、レントゲン内部調査に関してお客様から寄せられる質問とその回答を掲載しております。
サービス依頼時の参考に是非ご覧ください。

  • 技術的な質問
  • 安全性に関する質問
  • その他の質問

技術的な質問

どれくらいの厚さまで内部検査できるんですか?
内部探査で、レントゲン(X線探査)と電磁波レーダーはどのように使い分けていますか?

安全性に関する質問

放射能の心配は?
X線撮影をするところからどれくらい離れていれば安全ですか?
ビルなどの建物に対してコンクリート構造のコア抜きを行うと誤ってコンクリート内部の気・水道・ガスなどの配管を切断する事故が発生しませんか?
コア抜き作業を行うと室内が汚れませんか?

その他の質問

X線探査の撮影から現像までの時間はどのくらい?
切断穿孔時の騒音、振動などの心配はないのでしょうか?
X線探査の調査は平日しか来てもらえないのですか?

技術的な質問への回答

どれくらいの厚さまで内部検査できるんですか?
X線撮影はコンクリートの密度にもよりますが300mmぐらいまで撮影可能です。
ただし撮影側には焦点距離用に1m程度のスペースが、反対側(裏面)にはフィルムを貼るスペースがなければいけません。
レーダー探査ではX線撮影では不可能な片面のみの作業が可能です。
内部探査で、レントゲン(X線探査)と電磁波レーダーはどのように使い分けていますか?
基本的には、レントゲンはコンクリート内に埋設された電線管などの障害物の探査、レーダーはコンクリートの配筋調査などに使用します。コンクリートの厚さが400mm超の場合、レントゲンによる探査が不可能なため、電磁波レーダーにより電線管(CD管不可)の探査をすることもありますが、レントゲン(X線探査)に比べるとかなり精度が落ちてしまいます。

安全性に関する質問への回答

放射能の心配は?
放射能が残留することは、絶対にありません。
X線は放射線の一種ですが電気的に発生させるので、電源を切れば瞬時に消滅し、残留することはありません。
照射されたものを放射性物質に変えることはないので照射された物体・水・空気などが汚染されることは絶対にありません。ですから、病院の胸部レントゲン検査や空港の手荷物検査などに利用されているのです。
X線撮影をするところからどれくらい離れていれば安全ですか?
半径5m以上離れれば安全です。労働安全衛生法(電離放射線障害防止規則)では、「立入り禁止区域」及び「管理区域」により人の出入りを制限しています。
「立入り禁止区域」とは線源より半径5mの範囲または、実効線量が1ミリシーベルト/週を超える恐れのある区域とされ、「管理区域」とは、実効線量が1.3ミリシーベルト/3ヶ月を超える恐れのある区域と定めています。これらは、胸部レントゲン検査で浴びる量の5~10分の1程度の量であり、指定される区域に立入らなければ全く心配いりません。
ビルなどの建物に対してコンクリート構造のコア抜きを行うと誤ってコンクリート内部の気・水道・ガスなどの配管を切断する事故が発生しませんか?
事前にコンクリート内部の埋設物の非破壊調査(X線、電磁波レーダなど)を実施せずにコンクリートのコア抜きを行った場合、電気・水道・ガス配管の切断事故が絶えません。
例えば、病院でそのような事故が起きて停電が発生したとしたら重大な事故の発生が予想されます。
そのため、弊社ではコア抜きの前にコンクリート内部の埋設物の非破壊調査(X線、電磁波レーダなど)を実施しています。
ただし、コア抜き位置の形状・状態によっては、非破壊調査(X線、電磁波レーダなど)が適用できない場合があります。その場合には、コア抜き位置を変更する必要があります。また、探査方法によってまれに検出できないものもありますので、コア抜き作業自体慎重に行う必要があります。
コア抜き作業を行うと室内が汚れませんか?
コア抜き作業は、短時間ですが騒音・振動と粉塵やノロの発生が伴います。
そのため、建築構造物でのコア抜き作業は土木構造物でのコア抜き作業と異なり、作業場所での養生が非常に重要になります。
弊社では、コア抜き作業に伴う、養生・不要物の飛散防止・終了後の各種の処理に多くのノウハウを有しており、X線探査やコンクリートの内部調査に際してお客様にかけるご迷惑を最小限になるようにしています。

その他の質問への回答

X線探査の撮影から現像までの時間はどのくらい?
現場の状況により撮影時間は異なりますが、1ヵ所あたり約20~30分程度で、現像時間は、一律10~15分程度です。
尚、X線の照射時間は、コンクリートの厚さによって異なりますが、10秒~3分くらいです。(厚さ200mm以下は、10秒)
切断穿孔時の騒音、振動などの心配はないのでしょうか?
機材の設置時は多少の振動が発生しますが、切断穿孔の作業時は低騒音・無振動です。
X線探査の調査は平日しか来てもらえないのですか?
土日、祝日でも伺います。ご希望日の候補をいくつかお聞かせください。

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